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私たちCintは、デジタル調査に基づくリサーチのための世界最大級の消費者ネットワークを構築し、世界130以上の国で3億3,500万人超の献身的な回答者のインサイトを収集していることを誇りに思っています。私たちは世界の好奇心に応えるために存在します。また、セキュリティ、セーフティ、プライバシーが私たちの組織の中心にあることも誇りを持ってお伝えします。
個々のアンケート回答者であれ、大切なお客様であれ、Cintはあなたのデータが確かな手に委ねられていることを保証できます。
データを扱う組織には、そのデータを倫理的かつ責任を持って収集、分析、利用する義務があります。私たちは、自社のプラットフォームを通じて得られるデータが、消費行動から世界規模の選挙に至るまで結果に影響を与え得る力を持つことを理解しているからこそ、データ保護に関しては「やり過ぎ」ということがないよう、できることはすべて行います。
Cintの情報セキュリティ担当ヴァイスプレジデントであるドゥルーヴ・マトゥル（Dhruv Mathur）と、データ保護責任者（DPO）であるカロリーヌ・タホン（Caroline Tahon）は、データをいかに安全かつセキュアに保つかについての専門家です。
Cintのサイバーセキュリティの態勢について「常に脈をとっている状態」と表現するマトゥルは、次のように述べます。「私たちが提供する価値を販売できるかどうかは、ある程度まではセキュリティにかかっています。テックの世界でのセキュリティは、悪事を止めるだけではありません。企業がやりたいことをできるようにすることも含まれます。」
お客様をあらゆる面から支援するために、データ分野におけるプライバシーとセキュリティの変化について最新動向を把握し続ける必要があります。
「世界各地で、プライバシー規制の数が急増していることを理解するのが重要です」とタホンは言います。EU全域でのGDPRをめぐる大きな規制変化を含むだけでなく、ブラジル、オーストラリア、米国におけるプライバシー関連の法的枠組みも当てはまります。
「Cintはグローバルプレーヤーです。今後もグローバルプレーヤーであり続けるためには、お客様とパネリストがいる地域のルールに従ってプレーしなければなりません」とタホンは述べます。
市場調査業界が急速に変化する世界に適応していく中で、Cintは常にイノベーションに取り組みつつも、安全性とセキュリティに対する強固な姿勢を決して崩さないよう堅持しています。
プライバシーを「交渉の余地のないもの」として位置づける重要性について語る中で、タホンは法的コンセプトである「プライバシー・バイ・デザイン」を引き合いに出します。
「DPOとして、私はエンジニアや開発者がアイデアを思い付いた段階から時間をともにします。そうすれば、必要なプライバシー設定を最初から組み込めるからです。」
さらにタホンは、Cintが収集しようとしているデータとその有用性について本気で考えることが不可欠だと続けます。「常に本当に必要なものは何かを議論します。不必要なデータを何百万件も持たないことは、問題が発生する可能性を最小化する利点があります。」
マトゥルにとって、イノベーションとセキュリティは密接な同盟関係にあります。「イノベーションはセキュリティによって可能になります。機能的に優れているだけでなく、よりセキュアであることも確実にするのです。」
彼は、セキュリティとイノベーションがいかに結び付いているかの例として銀行業界を挙げます。2024年現在、消費者は食料品から学位授与式の衣装に至るまで、非接触デバイスにカードをタップして支払うことに満足していますが、容易にこのようになったわけではありません。
銀行は、キャッシュレスが安全であり、不正に対して保険が適用されることを顧客に納得してもらう必要がありました。
「消費者の行動を完全に変えたのはセキュリティでした。いまや私たちは、セキュリティ面を意識することなくオンライン取引を行い、カードや腕時計、スマートフォンをタップしています」と彼は言います。
すべては信頼の問題です。「私たちがイノベーションを進めるにあたって、正しい形でセキュリティを組み込むことで、顧客基盤の中に信頼と自信を生み出すことができます」とマトゥルは述べます。
Cintは日々膨大な量のデータを扱っており、すべてのステークホルダーのために、そのデータが可能な限り正確でセキュアであることを確実にする必要があります。Cintにおいては、量と同じくらい質が重要です。
そのため私たちは、2023年にTrust Score モデルを導入しました。市場調査の世界で喫緊の課題である不正に対処するためです。
CintのTrust Scoreは、あなたの調査に協力する人々が誠実で実在の人物であることを確かめるための、独自のソリューションです。AIと機械学習を用いて、ある人物が不正に至る可能性の高低を予測します。システムがユーザーの潜在的に不正な行動と見なすものを検知した場合、その回答セッションは終了します。
これにより、これまでになく迅速に不正回答者を捕捉できるようになりました。機密データを守るうえで考え得る限りの予防策を講じるには、これは不可欠です。
Cintでは、業界における不正やその他の悪意ある行為への対処で「第一想起」の存在であり続けるために、全員が尽力しています。
そのために、トラスト＆セーフティのオペレーションチームを配置し、さらに品質の5つの重要な構成要素を整えています。
以下の5つの柱は、パネリストとお客様の双方に対して常に可能な限り安全なソリューションを提供するために、私たちが一貫して取り組んでいる領域です。
- 回答者の品質：実在性と代表性を確保するために複数の指標を用います
- サプライヤーの品質：サンプルとリサーチの品質についてサプライパートナーを吟味します
- バイヤーの品質：回答者に良い調査協力体験を提供するクライアントに注力します
- 運用の品質：客観的、主観的な基準の両方で自社のパフォーマンスを継続的に測定します
- プロダクトの品質：市場の外部ベンチマークや、顧客、サプライヤーからの評価において、一貫してベスト・イン・クラスと評価されることを目指します
マトゥルの言葉を借りれば、「テック業界全体で、バイヤーの行動は時間とともに変化しています。セキュリティとプライバシーは、人々の最優先事項のトップにあります。多くの企業で取締役会レベルの課題でもあります。いまや顧客は単に機能する製品だけを求めているのではありません。機能的で、強靭で、高い基準に準拠している製品を求めており、その三つは同じくらい重要なのです。」
私たちはセキュアです。だからこそ、非常に高いプライバシー基準の維持に関して、Cintが先導しているという確信を持っていただけると思います。
